LM1875とTDA2030の比較

(c) S.Yoshimoto
2025


LM1875とTDA2030

LM1875とTDA2030は共に20W級の出力を得られるをパワーOPアンプです。
LM1875はナショナルセミコンダクタ(NS)で開発され、現在はテキサスインスツルメンツ(Ti)に合併されています。
TDA2030はSTマイクロエレクトロニクス(ST)で開発され、既に製造終了品種となっていますが、セカンドソースメーカー品が入手可能です。
LM1875とTDA2030には下記の共通点があります。

LM1875とTDA2030は置き換え可能と思われます。

特性比較方法

拙作LM1875反転増幅DCパワーアンプをTDA2030に載せ替えて特性を比較しました。
LM1875反転増幅DCパワーアンプの詳細は下記頁を参照下さい。
 LM1875反転増幅パワーDCアンプの製作

周波数特性


歪率特性



10kHz方形波応答特性

10KHz方形波応答 6Ω負荷時
クリックすると拡大されます。

6Ωのみ 6Ω+0.01uF 6Ω+0.047uF 6Ω+0.1uF 6Ω+0.47uF
LM1875
TDA2030


10KHz方形波応答 無負荷時
クリックすると拡大されます。

無負荷 0.01uFのみ 0.047uFのみ 0.1uFのみ 0.47uFのみ
LM1875
TDA2030

総評

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